神奈川県南足柄市の形成外科・皮膚科・美容外科・美容皮膚科はウチダクリニック
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ニキビができやすい。なかなか治らない。
ニキビ(痤瘡)は1、皮脂腺からの分泌がふえること。2、毛穴のつまり。3、皮膚にいる細菌の感染が大きな原因です。これには、ストレス、遺伝的要因、年齢、食事、生理不順、便秘やまちがったスキンケアなど、たくさんの因子が関与しており、それぞれを治療、改善していく必要が有ります。
また、マラセチアというカビの一種の感染による場合もあり、治療を間違えるとなかなか治りません。
ひじや首などの関節部等に湿疹と痒みがある。特に炎症の強かった部位が黒く色がついてしまっている。
生まれつき皮膚のバリア機能が低く、アレルギーを起こす原因となる抗体(IgEとよばれる免疫機能を担うものの一種)を作りやすい体質であることにより、様々な皮膚炎を起こします。特徴として経過は長く、良くなったり、悪くなったりを繰り返し、特に季節の変わり目などに症状が出やすいです。
喘息やアレルギー性鼻炎・結膜炎など、もともとアレルギー性の病気をもっていることが多いです。
汗が異常にでる。体の一部分(頭部、手、脇の下、顔面)にだけ大量の汗をかく。
体温が上昇したり、緊張や不安が強くなると汗が出るのは普通ですが、それとは関係なく汗が過剰に放出される状態をいいます。全身性と局所性に大別でき局所性多汗症では頭部・手・脇の下・顔面に多く見られます。内科的疾患の副症状として、現れる事もあり、血液検査等の検査が必要になることがあります。
季節によって、くしゃみ、鼻水が止まらない。鼻詰まりがある。目のかゆみがある。
花粉症は、植物の花粉が鼻や目の粘膜に接触することで起こります。日本ではスギ花粉が代表的ですが、花粉は一年を通してあります。スギ花粉の多いる時期(月〜月)以外にも上記の症状があれば花粉症の可能性があります。またアトピー性皮膚炎の患者様は花粉の時期に痒みが増し症状が悪化します。
痒みのある盛り上がった発疹がでる。数時間でなくなる。
じんましんを起こす原因は大きく2つあります。
皮膚にできる出来物で、ドーム状に盛り上がっている。
イボ(疣)は皮膚にできる出来物の総称で様々な種類があります。
ヒトパピローマウイルスといった100種類以上あるウイルスの感染により引き起こされるもので、感染したウイルスにより症状が異なります。
急速に数が増殖したり、大きくなる場合には、同様の腫瘤が他の部位に移ってしまうだけでなく、他人に移してしまう可能性があるため治療が必要となります。
痒みがある。皮膚が赤くなり、ぶつぶつしている。もしくは、皮膚がカサカサしている。
湿疹(皮膚炎)は刺激物やかぶれの原因に皮膚が触れることにより炎症を起こした状態をいいます。
痒みを伴い、ぶつぶつしていたり、乾燥しカサカサしている場合もあります。湿疹により皮膚のバリア機能の低下につながるため治療が必要となります。
まず、湿疹を引き起こした原因が何であるか診察します。
症状に応じて、適切な軟こうや飲み薬で治療をすすめていきます。
オムツに接触・圧迫されている部分が赤く、痒くなる。お尻の割れ目などに湿疹が出来る。
オムツかぶれは小児からお年をめした方までオムツを着用している人に起こる皮膚炎です。
かぶれの一種でオムツ着用の際の蒸れにより汗をかいたり、足の付け根などオムツと接触している部分に皮膚炎を起こします。またオムツの着用によりばい菌の増殖しやすい環境であることも伴い皮膚の炎症が誘発されやすくなります。
基本的に、軟こうにより治療をすすめていきます。
洗髪時、髪の毛の抜ける量が増えた。頭皮が一部見えていたり、薄くなっている。
脱毛症はいわゆる薄毛のことで、毛密度がもともとの50%以下に低下した場合をいいます。年齢や個人差もかなり大きく、男性の割合が圧倒的に多いですが、近年は女性の薄毛事例も多くなってきています。
加齢とともに毛量が減っていくことは正常な生理現象であるため病気として扱われません。
しかし男性ホルモンから生成されるジヒドロ・テストステロンというホルモンの一種が原因で頭髪の正常なサイクルを狂わせ毛量が減少している場合は内服により進行を止めることが可能となりました。
足の指などに痒みがある。皮膚がただれたり剥がれたりする。小さな水泡ができる。
水虫は白癬菌というカビの感染により引き起こされます。水虫は大きく3タイプに分ける事ができます。
小さな水疱に沿った痛みがある。良くなった後も痛みがある。
過去に水疱瘡(みずぼうそう)にかかったことのある人に発症し、神経に潜んでいた水疱・帯状疱疹ウイルスが再び悪さをし、小水疱が形成され痛みを伴います。特徴的な分布の仕方をしますが、免疫機能が低下している場合は神経に関係なく広がる可能性があります。
治療後も痛みが残る事があり、耳周囲に病変が広がると難聴や顔面神経麻痺を起こすことがあります。
また、顔面に広がってしまった場合、角膜炎や髄膜炎といった重症化する場合も有り注意が必要となります。
唇・口周りが赤くなり、水疱ができる。痒み、痛みがある。かぜをひいたときや体調が悪い時にでる。
ヘルペスウイルスには大きく分けて2種類あり、口周りにできるものを単純ヘルペスウイルス1型、性器にできるものを単純ヘルペスウイルス2型といいます。
ヘルペスウイルスは割と一般的なウイルスの1つで、日本では口唇ヘルペスの元となるⅠ型は20–30代では約半数、高齢者になるとほとんどの人が感染していると言われていますが、初感染時には約90%の人が無症状なため感染している自覚のない人も多いです。
一度感染すると症状が治った後も細胞内に隠れ、抵抗力の低下などで症状が再び現れ、繰り返すことがあります。
熱湯、油、ヒーター、ホッカイロ等によるやけど
一般的なやけどですが、場合によっては全身管理を必要とする場合や処置をしっかりしないと後々につっぱるといった後遺症が残ってしまう事があります。また、デブリドマンという、やけどにより壊死した組織を切除することがあります。これは壊死した組織は感染を起こしやすく、皮膚のバリアがなくなったからだは非常に感染に弱くなっており、デブリドマンを施行しないとならない場合があります。
やけどになってしまった直後の対応が非常に重要です。
だしっぱなしの水道水で5〜30分程度の冷却をして下さい。衣服きている場合には無理矢理脱がず、衣服の上からシャワー等での冷却が推奨されます。
皮膚の一部分が白くなる。形は不定で様々です。白い部分が広がったり、白い部分が繋がったりする。白くなる以外自覚症状はありません。
皮膚にはメラノサイトという、メラニンを生成する細胞があります。メラニンの量により皮膚の色が人それぞれ違うのですが、尋常性白班の方は、このメラノサイトやメラニンに異常が生じた事によりメラニンが生成されないため皮膚が白くなります。原因は不明(多因子遺伝性疾患の一つともいわれる)ですが、自己免疫機能が関与していると考えられ、好発年齢は20歳前後で、かなり少ない確率ですが家族内で同一疾患を患っていることがあります。
一部分の皮膚が厚く、硬くなり、押すと痛みがある。
ある部分が限局して圧迫されることにより、皮膚の角質が厚く・硬くなることで生じます。特に靴を履くことで足にできやすく、鶏眼の中心が芯のようになっていて押すと痛みがあります。
見た目や症状が似ていて、ウイルス感染によるものもあるため診断はクリニックにて行います。
手掌や足底に小さな膿疱ができ、繰り返し発生する。
膿疱は無菌性で良くなったり、悪くなったりを繰り返します。1日20本以上20年以上の長期喫煙者に多く見られ、禁煙や扁桃炎・虫歯を治療することにより症状が治まったり、軽快したりします。
数%の方に胸肋鎖骨間骨化症という合併症がみられ胸部痛を伴い、運動制限が見られる事があります。
手・足関節に痒みのある赤〜紫色の盛り上がった小さい発疹がある。口の中にびらんができますが、気づかないこともあります。
薬や化学物質に対する反応、または細菌感染の可能性があります。治療期間は約1〜2年かかり、20%が再発します。症状が出ている間のみ治療が必要となります。
口の中の病変は長期治療が必要となります。口の中のびらんは無症状のことが多いですが、痛みが出る事があり食事摂取に支障がでることがあります。また頭部に症状が出た場合は、脱毛するリスクがあります。
症状は様々であり、診断に生検といって一部皮膚をとって、組織をみる必要がある場合があります。
一目で分かるような毛が生えていない部分(直径2〜3cm)がある。毛のない部分がいくつもある。
脱毛症と名称は似ていますが、円形脱毛症は明瞭な境界線のある脱毛を指します。つまり薄毛など毛密度が低下したのでなく毛が全くない脱毛班となります。突発的にできるのが特徴です。数ヶ月で軽快する場合もありますが、悪化すると場合により、そのまま頭部から全身にかけて脱毛範囲が拡大していくことがあります。
自然治癒で警戒する可能性もあります。
頭部や顔面、脇の下や首筋、陰部など皮脂の分泌が盛んな部分に赤く、軽い痒みのある湿疹ができる。
乳児期と思春期以降の成人に多く発症する疾患で、皮脂の分泌が活発な部位にできます。患部は赤くなり、黄色の鱗のような指で引っ掻くとポロポロ落ちるような皮膚が特徴的です。思春期以降の発症は慢性的で再発性が高いです。遺伝や環境による原因の他に、顔に常在するマラセチアという菌の関与も疑われています。